先日、剪定のことを書いたので、今回は剪定とセットの作業となる枝拾いについて。
剪定後の木の下には、大小たくさんの枝が落ちています。
それを拾い集めるのですが、あまりに大きいものや、枝がびよーんと横に伸びているものはバキバキ折ってまとめます。
こんな感じ。
りんご畑のあちこちに、たくさんの枝の山があります。
これがけっこう、時間がかかるのです。
この枝は、最後に集めて燃やします。
枝なんて拾わなくても、放っておけば自然に還るのでは?と思うのですが、枝拾いはちゃんと理由があるのです。
その1、ねずみが増える。
(ねずみはトンビや鷹など天敵から身を隠すため、枝や草がごちゃごちゃしているところを好みます。木の根っこをかじってしまう困りもので、畑に住み着きます。)
その2、乗用草刈機や木に脚立をかけるなど作業の邪魔になる。
その3、切った枝は病気にかかりやすく、その病気が木に感染する可能性がある。(←これ重要)
そんなわけで、枝を拾う作業は必要なのです。
ウィルス騒動が山形で増え始める前ですが、ありがたいことに友人知人がお手伝いに来てくれました。
2歳の娘が保育園をお休み(登園自粛)するようになってからは、ほとんど仕事になりません。。
パパが剪定をしていると、真似したくて「チョキチョキする!」と脚立に登るので、夫の作業している畑とは少し離れた園地で枝拾いをしたり。
いたずら盛りの娘から、目が離せません。
でもこのご時世、他の人には会わずに外遊びできる環境がありがたいです。
そして午後にお昼寝してもらえるように、午前中はできるだけカラダを動かす時間にしています(笑)
私が娘の世話でワタワタしているうちに、つい先日、夫が剪定も枝拾いも無事に終わらせました。
すでにりんごの芽がひらきはじめています。
花が咲くと、今度は受粉。
開花時期にはミツバチの巣箱を設置して、受粉作業を手伝ってもらうのです。
開花と同時に花摘み(摘花)も始まります。
その前に、さくらんぼも芽かき作業もかかせません。
りんごの花は蕾がピンク色なのに、開いた花は白いので、咲き初めの頃のグラデーションがとても美しいです。
チョロチョロと動き回る娘を連れての作業がいつまで続くかわかりませんが、今だからこそ、家族の時間を大切にしながら過ごしていきたいと思います。
昨年の写真です。
例年、花の時期は見学の方がいらっしゃるのですが、新型コロナウィルスの影響で、当面は見学や体験などの受け入れは自粛しようと思います。
残念ですが、いまできることに目を向けようと考えています。
これからは情報発信にも力を入れて、落ち着いたらたくさんの方に来ていただけるよう準備しますね。
その際には、ぜひぜひお越しください。
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